Créer un site internet

「いつも冗談ばっか言って、皆の人気者で

Le 27/12/2024

「いつも冗談ばっか言って、皆の人気者で、気さくで優しくて強くてとっても格好いんだよ!それが藤堂平助!藤堂さんは裏切ったわけじゃない!」

市村は美海をチラッと見る。今にも泣きそうな顔に市村はオロオロしだした。

「せ先輩

そうだよ。藤堂さんは裏切ったわけじゃない。

「沖田さん!」

「はい?」

沖田は微笑みながら首を傾げた。

「ちょっと厠行ってきます」

美海はキリッとした顔で言った。

「ついていかないで大丈夫ですか?」

コクリと美海は頷いた。

「いってらっしゃい」

ガラッ

パタン

美海の走り去る音が聞こえた。

「あの沖田隊長

申し訳なさそうに市村は立っている。

「あそこまで言うと妬けるなぁ」【改善脫髮】四招避開活髮療程陷阱,正確生髮! -

沖田は困ったように笑った。

本当に静かな夜だ。

現在時刻はとっくに12時を回っていた。

もう日が変わったのだ。

油小路周辺の家々は眠っているわけではない。今回は新撰組貸し切りだ。

その家々の一角。

……遅いな」

「直に来るだろ」

油小路の御陵衛士一掃に抜擢されたのは皮肉なことに原田、永倉だった。

仲間の最期は仲間の手で。

そういう意味ではない。

近藤は別の意味で二人を選抜した。

恐らく二人もちゃんと理解している。

…………

珍しく原田は静かだ。

原田は暗殺は今回二回目である。

もっとも、新撰組側はいつもの羽織なのだが、もはやここまで人数がいると暗殺ではない。

永倉は真っ直ぐ外を見ていた。

相変わらず景色は変わらない。

お願いだ。来ないでくれ。平助!

二人共、そう願わずにはいられない。

だが言葉には出さない。

しかし、そんな儚い願いは簡単に裏切られた。

「隊長!」

隣の隊士が小声でつついてくる。

永倉と原田は顔を上げた。

……来たな」

油小路の四つ辻の真ん中では、今来たであろう御陵衛士が駕籠に伊東を入れている。

平助は!?

必死に目で探す。

いるのは他の御陵衛士だけで、駕籠の前で泣いている。

原田は気色を明るくした。

「しんぱっ「いや。いる」

永倉は四つ辻から目を離さない。

「え?」

原田が目をやると、角から藤堂が現れた。

「く

原田は顔を歪めた。

永倉は表情を変えない。

藤堂は伊東の亡骸を前に、泣くどころか悲しむ素振りさえ見せなかった。

藤堂は真ん中に立った。

「いるんでしょ?」

シンッ

息さえできない。

そのくらい空気は重い。

別に藤堂は殺気を込めているわけではない。

逆に、もう人形のように目が虚ろなのだ。

「相手になるよ。出てきなよ」

藤堂が続ける。

永倉は左右の隊士に頷いた。

油小路での全指揮は永倉と原田にある。

ザッ

民家から隊士がわらっと出た。

その数約40

永倉と原田は中にいるままだ。

それを見ると、しゃがみ込んでいた御陵衛士も涙を拭って立ち上がった。

人数に差がありすぎる。

だが双方負けるつもりはない。

池田屋でも浪士は約30、新撰組は約5人だったが、勝利を手にした。

どうなるかは分からない。

「知らない顔が多いけど、本気で来なよ?」

実は、今回の油小路に向かったのは大体が新参隊士なのだ。

藤堂達には会ったことがなかったため、実力がどれ程か全く分からない状態だ。